大本山 総持寺祖院 の山門について・・・

前回のブログにてお伝えした総持寺祖院の改修工事についてですが、有り難いことに沢山の方々から反響がありました。

知らなかっただけに知れてよかったという内容が殆どでした。

 

で、今回は山門について補足いたします。

 

山門は見た目にダメージがなさそうだったのですが、

よくよく見ると、とてもとても痛々しい姿でした。

ものすごくでかい山門をどうやって改修するのかなと思ってたら、

基礎ごと持ち上げて奥に移動させ、そして基礎の基礎を修復してから山門を元の位置に戻すということでした。

上物はそれからということです。

 

2017年3月25日(能登半島地震発生からちょうど10年)に、

山門を持ち上げて奥に移動するという作業が行われました。

奥に移動したのがコレ ↓↓↓↓↓↓↓

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横から見たのがコレ ↓↓↓↓↓↓↓

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持ち上がってるのが分かります。

で、先日2017年7月25日に元の位置に戻ってきました。

戻ってきたのがコレ ↓↓↓↓↓↓↓

 

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人1人分持ち上がってることが分かります。

ホント、すごい作業です。

この姿が見れるのもなかなかレアです。

山門はその寺の偉大さを象徴する建物の一つですが、

優雅にそびえ立つ山門もいいですが、こうやって工事されている姿を見るのもまさしく、いとをかし です。